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相続手続の問題点

相続の手続を進める上で注意したい問題点は、山程あります。
相続の手続に関する問題点だけをまとめれば、百科事典並みの本が完成するでしょう。
そこで相続の手続を進める上で、注意したい問題点について取り上げます。

まずは基礎控除です。
一昔前の基礎控除額は、「5,000万円+1,000万円×法定相続人」に定められており、相続税はお金持ちだけの特権でした。
しかし今は改正され、基礎控除は「3,000万円+600万円×法定相続人」と引き下がっています。
基礎控除が引き下げられたとしても、「自分には関係ない」とおもわれるかもしれません。
確かに基礎控除が引き下げられた後でも、相続税が発生したケースは10%前後と少ないです。
でも副収入という形でアパートを経営しており、収入を得ていたら相続財産3600万円は軽く超えるでしょう。
最近は老後資金にと、溜め込んでいる方も少なくありません。
「自分には関係ない」とおもわず、我が身にふりかかる問題として今日からでもよく話し合って下さい。

そして最も気をつけておきたい問題点は、財産分与でしょう。
財産分与が引き金となり、仲が良かった家族が引き裂かれたケースは1つ2つレベルではありません。
現金のようにハッキリとした形になっているのなら、きっちりと分けられるので解決は簡単です。
問題は不動産のように、分けることができない財産です。
土地を相続人分分解して、それぞれに分け与えることは実質不可能です。
また不動産の価値はハッキリしておらず、曖昧になっています。
鑑定すれば正確な価値が分かりますが、答えを導き出すのは容易ではありません。

相続の問題点を考えると、無限大に広がります。
しかもどういう問題が起こるのか全く予想がつかず、防ぎようがありません。
でも税理士であれば、相続の問題点を的確に見つけ出し改善することができます。
自分達で相続の手続を進めても良いのですが、進める前に一度税理士まで相談してみることをおすすめします。